熱意と能力を認められて 管理薬剤師になった あなた。
ひょっとして、こんな悩みを抱えていませんか。
・仕事は、在庫管理から、備品の補充や、スタッフがやり忘れたゴミ出しまで。
・オマケに、シフトの穴埋めもあてにされて、時間も気持ちも全然余裕がない。
・気づいたら、患者さんに対してもスタッフに対しても、口調がキツくなってる。
・仲の良かった患者さんや、気の置けないスタッフとも、何だか距離ができちゃった…
あなたはきっと、こう思っているはず。
患者さんには安心を提供したい
スタッフの悩みも受け止めたい
薬局の隅々まで気を配りたい
でも現実には
患者さんはみんな、いつも苛立っているし
薬局内は散らかっているし
スタッフ同士の関係もギクシャク
雑用に追われる私は
休日に 勉強会に参加する気力も体力も残っていない。
今の私、自分の薬局どころか自分の体すら管理できてない…
薬局によっては、処方箋枚数がものすごく多いのに、
患者さんの待ち時間が短くて、いつもスッキリ片付いていて、
患者さんもスタッフも みんな、ニコニコしているところもあります。
どうしたら、そうなれるのでしょうか。
スタッフの人数を増やす?
最新のレセコンや、調剤システムを導入する?
それよりも前にできることがあります。
それは、
を構築すること
それができたらどんなにいいことか…という声が聞こえてきそうです。
私は 保険調剤に20年余り従事し、何軒もの調剤薬局で 働いてきました。
ほぼすべての薬局で共通していていたことがあります。それは、仕事と認識されない小さな仕事があまりにも多い、ということ。
多くの薬局では、それらの雑用は「手の空いた人」「気が付いた人」がやる、というゆるいルールがありますが、誰もが忙しい調剤薬局では 誰も余裕がなく、結局は 職場の状況がよく分かるベテランスタッフと管理薬剤師が引き受けていました。
これでは、管理薬剤師や 一部のスタッフは疲れきって、仕事にやりがいが感じられなくなってしまいます。
一方で、スタッフひとりひとりが 雑用を片付けるのが当たり前、という薬局もありました。その薬局では 処方箋枚数が増えても、不思議と、待ち時間が長すぎると言って患者さんが怒り出すこともなければ、入力ミスも少なく、残業も少ないのです。
自分さえ我慢すれば、なんとかなる!
信頼できる、限られた人に頼って切り抜けよう!
責任感が強い人が採用しがちな、こういう解決策は一時しのぎでしかありません。
一部の人に負担を強いるやり方は長続きしません。
それどころか、負担が集中した人は疲れ切って、早晩 その薬局を離れてしまいます。
優秀なベテランが抜けたあとは、業務はなおさら滞って、エンドレスの悪循環に陥ります。
業務の根本的な改善は、実は、誰にも負担をかけないことで 初めて実現します。
スタッフの誰もが、何の抵抗もなくできる、一分間のルーティン。
それが、業務改善のカギになります。
待合室の床をピカピカに磨く必要はありません
ちょっとした工夫で清潔感はキープされて
患者さんのいら立ちも鎮まります
ちょっとした工夫の積み重ねで投薬時間は少しずつ短縮できます
患者さんひとりにつき1分でも、100人なら100分の短縮になります
人間関係が円滑な、雰囲気の良い薬局では
患者さんも自然に笑顔になってくれます
そのカギは、管理薬剤師がにぎっています
これらの秘密はほんの一部ですが、
他にもみなさんのご要望に応じて色々とお話しができるかと思います。
どれも私が20年以上の保険薬剤師経験と、その間に出会った多くの管理薬剤師をサポートした経験、そして、その後に受けた相談から導き出した内容です。
私の経験を、私個人の中に留めることなく、多くの薬局薬剤師の Quality of Life の改善に役立てたいという思いで、明日からすぐに業務に取り入れられる実践的な内容をお伝えいたします。
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